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文科省の定義で「不登校」とされる小中学生は19万6127人と過去最多となり、「病気」「経済的理由」などで、年間30日以上学校に行ってない長期欠席者も含めるとその数は約29万人となっています。親世代が10代だった1991年に比べると約4倍に増え、さらに「保健室登校」など学校には来ているが授業を受けていない「隠れ不登校」の子も含めると、中学生の10人に1人が不登校という説もあります。「不登校」は今や、特別な子の特殊な話ではなく、ほとんどの親にとって、我が子がいつなってもおかしくない「身近な話」です。一方で、不登校の子どもたちをサポートする公的支援は足りておらず、行政の縦割りや、自治体ごとの対応などの弊害で、いざ、子どもが不登校になったら、どこにどのように助けを求めたらよいのかの情報を、保護者が自力で探すのも結構大変です。2001年に10代の居場所を作るために活動を始めたNPOカタリバでは、2015年から、島根県雲南市の「おんせんキャンパス」の運営を通じて、学校生活や登校に困難を抱えている小中高生を対象に、家庭訪問や居場所の提供、学習支援などのサポートを行い、さらに、2021年からは、オンラインで、不登校児への一人ひとりに合わせた学びの形を提案する不登校支援プログラムをスタートしました。本書は、カタリバが不登校の親子に伴走する中で得た知見をもとに、「子供が学校に行きたくないといったら、まずやるべきことは? 」「学校とはどう話し合えばいいのか」など、不登校の子を家庭でどうケアしていくかのヒントを具体的に書いた本です。家庭、学校、行政、時には心理や医療の専門家と連携しながら不登校親子に伴走してきたからこそ作れた、さまざまな人の経験値が結集された一冊となっています。子どもの不登校や不登校傾向に悩む親御さんはもちろん、不登校児童・生徒を抱える先生方や教育行政に関わる方にも読んでほしい一冊です。
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出版社からのコメント
文科省の定義で「不登校」とされる小中学生は19万6127人と過去最多となり、「病気」「経済的理由」などで、年間30日以上学校に行ってない長期欠席者も含めるとその数は約29万人となっています。親世代が10代だった1991年に比べると約4倍に増え、さらに「保健室登校」など学校には来ているが授業を受けていない「隠れ不登校」の子も含めると、中学生の10人に1人が不登校という説もあります。「不登校」は今や、特別な子の特殊な話ではなく、ほとんどの親にとって、我が子がいつなってもおかしくない「身近な話」です。一方で、不登校の子どもたちをサポートする公的支援は足りておらず、行政の縦割りや、自治体ごとの対応などの弊害で、いざ、子どもが不登校になったら、どこにどのように助けを求めたらよいのかの情報を、保護者が自力で探すのも結構大変です。2001年に10代の居場所を作るために活動を始めたNPOカタリバでは、2015年から、島根県雲南市の「おんせんキャンパス」の運営を通じて、学校生活や登校に困難を抱えている小中高生を対象に、家庭訪問や居場所の提供、学習支援などのサポートを行い、さらに、2021年からは、オンラインで、不登校児への一人ひとりに合わせた学びの形を提案する不登校支援プログラムをスタートしました。本書は、カタリバが不登校の親子に伴走する中で得た知見をもとに、「子供が学校に行きたくないといったら、まずやるべきことは? 」「学校とはどう話し合えばいいのか」など、不登校の子を家庭でどうケアしていくかのヒントを具体的に書いた本です。家庭、学校、行政、時には心理や医療の専門家と連携しながら不登校親子に伴走してきたからこそ作れた、さまざまな人の経験値が結集された一冊となっています。子どもの不登校や不登校傾向に悩む親御さんはもちろん、不登校児童・生徒を抱える先生方や教育行政に関わる方にも読んでほしい一冊です。